NetCommonsで提供しているモジュールの目的とその操作方法について解説します。
NetCommonsの公式サイトから提供しているモジュールのうち、通常のルームに配置して利用するのは、現在以下の20種類です。
新着情報・ オンライン状況・ カウンター・ スクラップブック
カレンダー・ スケジュール・ 施設予約・ リンクリスト・ ToDo・ 登録フォーム
日誌・ 掲示板・ キャビネット・ アンケート・ フォトアルバム・ チャット・ 汎用データベース
このうち、「MyRoom」内だけで使うモジュールは以下の2種類です。
スケジュール・スクラップブック
そのほかは、どのルームでも共通で利用します。
「お知らせ」とは、Webページの一定の枠の中に文章や図などを配置してコンテンツとして公開するためのモジュールです。NetCommonsのwysiwygエディタを使ってコンテンツを作成するほか、HMTL文書として作成することができます。wysiwygエディタを用いた編集の方法については、「内容の編集」の項を参考にしてください。
「お知らせ」を使うと、次のような画面を作成することができます。
例1:wysiwygエディタを用いた例:
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この「お知らせ」は、テキスト、画像、添付ファイル等の組み合わせで作成しています。
例2:HTML出力を用いた例;
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ブログツールを使って、上の図のように他サイトが提供しているコンテンツを表示させることができます。「お知らせ」に入力した情報はサーバ内ではファイルとして格納されるので、このブロックを削除すると、内容は消去されます。よって、「お知らせ」のブロックに書かれた内容を別のページに移動させることはできません。
NetCommonsには、サイト内部の情報を集約して表示するための機能が備わっています。それらについて順番に解説します。
(1)新着情報
「新着情報」とは、サイト全体に関係する情報やユーザが参加しているグループの情報を集約してひとつの画面に表示するためのモジュールです。デフォルトでは、すべてのユーザの「MyRoom」の最初のページに設置されています。
新着情報の上部には、どのモジュールの新着情報を表示するかを示すメニューと、過去何日間に掲載された情報を表示するかのメニューがあります。これは、セッティングモードで変更することができます。
上の図は、「キャビネット」というモジュールに過去2日間に登録されたファイルやフォルダの情報を表示したところです。
(2)オンライン状況
サイトに何人のユーザがアクセスしているかを表示します。
上の図では、オンラインユーザが1人おり、そのうち1人がログインしている状態であることを示しています。
(3)カウンター
サイトにどれだけのアクセスがあったかを示します。
上の図では、これまで111件のアクセスがあったことを示しています。カウンターはルーム内の各ページにも設置することができます。その場合、そのページへのアクセス件数を表示します。
(4)スクラップブック
サイト内に掲載される情報には、右上にクリップマーク
が表示されていることがあります。(どのモジュールの情報にクリップを表示するかは、管理者がコントロールしています。)このボタンをクリックすると、自分の「スクラップブック」に情報をスクラップすることができます。スクラップブックは「MyRoom」内に設置して閲覧することができます。
「お知らせ」と「NetCommons内部の情報を集約する機能」を使えば、通常の静的なWebサイトを構築することができるでしょう。
NetCommonsには、外部のサイトの情報を表示するための機能が備わっています。それらについて順番に解説します。
(1)RSSヘッドライン
RSSとは、ウェブサイトの記事の見出しや概要を配信するための技術です。この技術を使って、新聞社や著名なブログサイトなどは主としてコンテンツの更新情報を配信しています。その見出しや概要を読み込んで表示するのが、「RSSヘッドライン」です。
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上の図は、asahi.comの2007年7月27日17時のRSS配信情報の要約です。
セッティングモードをオンにして、編集をクリックすると、どこからRSSを受信するかを設定することができます。
(2)iframe
iframeとは、Webページの中に別のWebページを表示するための技術です。それをNetCommonsの中で実行するために提供されているのがiframeというモジュールです。
上の図は、国立情報学研究所が提供しているWebcatPlusという文書検索システムのWebページをiframeを使って、NetCommonsの画面の上に取り込んだところです。
セッティングモードをオンにして、編集をクリックすると、取り込む画面の大きさや、スクロールバーの有無、タイトルの有無などを設定することができます。
NetCommonsには、ユーザが予定やタスクなどの情報を管理するための機能が備わっています。それらについて順番に解説します。
(1)カレンダー
(1.1)予定の閲覧・入力
グループ間で予定を共有したり、ユーザ個人が予定を管理したりするために提供されているのが「カレンダー」です。
上の図は、カレンダーを縮小表示で表示したところです。色の点がついているのが予定が登録されている日です。日にちにカーソルを合わせると、予定が表示され、また予定を入力するためのメニューが表示されます。NetCommonsのカレンダーは、どこに設置しても閲覧しているユーザの属性によって見える内容がコントロールされます。
右下にある
のボタンをクリックすると、拡大して表示されます。
拡大した画面を縮小するには、右下にある
のボタンをクリックします。
書き込まれている予定をクリックすると、予定の詳細が表示されます。下の図は、2007年7月27日に掲載されている「同窓会」のリンクをクリックしたところです。
別の月のカレンダーを表示するには、上部にある月の表示の左右にある矢印をクリックします。別の年のカレンダーを表示するには、上部にある年の表示の左右にある矢印をクリックします。
予定は、「個人の予定」「グループルームの予定」「全体の予定」あるいは「トップページの予定」として登録することができます。(※ただし、個人の予定以外は、ユーザの権限によって書き込めない場合があります。この権限は、ルームやサイトの管理者によってコントロールされています。)
「個人の予定」とは、ユーザ個人だけが見ることができる予定です。「グループルームの予定」とは、そのグループに参加しているユーザのみが閲覧できる予定です。「全体の予定」とはこのサイトにログインできるユーザ全員が閲覧できる予定です。「トップページの予定」とは、外部にも公開される予定です。
件名を入力し、開始日時・終了日時、場所、連絡先を入力します。(入力必須なのは、件名と日時のみです。)内容はwysiwygエディタを使って入力します。画像やファイルやリンクを添付することができます。wysiwygエディタの詳しい使い方については、「内容の編集」の項を参考にしてください。
予定を繰り返すときには、
ボタンをクリックし、どのように繰り返すかを設定します。
内容が決まったら「新規登録」ボタンをクリックして確定します。
(1.2)カレンダーの設定
カレンダーの設定画面からは、(1)表示パターンの選択(2)入力権限の管理、の2つを設定することができます。これらの設定はセッティングモードで行います。
上の図は、セッティングモードでカレンダーの「編集」をクリックしたところです。「権限設定」というタブからは、(グループ内の)どのような権限を有する人が予定を追加・編集できるかを設定します。グループの管理者は他者が登録した予定を削除できますが、それ以外のユーザは自分が登録した情報のみを編集・削除することができます。
デフォルトで、カレンダーを拡大表示するか縮小表示するかは、「表示設定」から設定します。
カレンダーに記入した情報はサーバではデータベースに保管されるので、ブロックを消去しても内容は失われません。
(2)スケジュール
(2.1)スケジュールの閲覧
カレンダーに登録された予定を集約して表示するのが「スケジュール」というモジュールです。「スケジュール」は「MyRoom」に設置して利用します。
デフォルト設定では、今日から3日間の予定が時間順に表示されます。ここには、自分がカレンダーに入力した予定のほか、他のユーザが入力した予定のうち、自分も参加しているグループの予定、そして、全体の予定とトップページの予定が表示されます。会員順に表示させると、自分のグループに参加している他のユーザが入力した予定がユーザごとに表示されます。
(2.2)スケジュールモジュールの設定
スケジュールの設定画面からは、(1)表示の設定と(2)タイトルの編集の2つが設定できます。表示設定では、デフォルトで何日分の予定を表示するか、最初に時間順で表示するか会員順で表示するかを選択することができます。
(3)施設予約
カレンダーと連動して施設を予約するためのツールが「施設予約」モジュールです。
(3.1)施設の予約と予約の閲覧
施設予約のモジュールが設置されると次のように施設の予約状況を閲覧することができます。
このサイトでは、「パソコンルーム」「校庭」「第一体育館」が施設として設定されており、2007年8月3日には、14時から17時までパソコンルームにおいて、NetCommons初心者研修が、第一体育館では15時から16時までハンドボール大会が予定されていることがわかります。トップページで公開する予定は黒で、会員全員に公開される予定は赤で、各グループルームの予定は緑で、個人の予定は黄色で表示されます。
予約状況は上記のように週別で表示するほか、施設別で表示することもできます。各施設の名称をクリックすると、施設の詳細情報、たとえば、利用可能時間・管理責任者・利用上の注意事項などが表示されます。
閲覧したい時間を移動するには、上部の
や
をクリックします。年月日を移動するには、
で年月日を指定し、
を押します。
施設に予約を入れる権限がある会員に対しては、施設名の横に登録用のボタン
が表示されます。予約を入れたい施設を選択し、
を押し、どの区分の予約かを選択します。すると、下図のような登録画面が表示されます。
記入すべき項目は以下のとおりです。
予約施設 ・・・ 予約する部屋を選択します。
件名 ・・・ 会議名などを入力。
予約日 ・・・ カレンダーから選択します。終日部屋を使用する場合は「終日イベント」をチェック。
予約時間 ・・・ 使用する時間を入力します。
連絡先 ・・・ この予約の担当者または会議の担当者
詳細 ・・・ 会議の目的や内容、出席メンバー等を掲載しておくとよいでしょう。
繰り返し ・・・ 毎月定例の会議など、繰り返される予定については、ここで一括して登録することが可能です。
カレンダーへの記入を「する」にすると、施設に予約されるだけでなく、カレンダーにも転記されます。内容がよければ「決定」をクリックします。
施設予約は、カレンダーからも入力することができます。カレンダーの左下に表示される「施設の予約」をクリックしてください。すると、上記と同じ登録フォームが表示されます。
(3.2)施設予約の設定
施設予約の設定画面からは、(1)施設の登録・編集(2)入力権限の管理、の2つを設定することができます。
セッティングモードをオンにし、モジュールの編集のリンクをクリックして設定を行います。4つのタブのうち「新規作成」を選択すると、下図のような画面が表示されます。
この画面から、新たな施設を登録します。まず、施設名を入力し、施設を使用することができる時間と曜日を定めます。この施設の管理責任者を「連絡先」として入力し、施設の場所や利用の注意事項などをコメント欄に記入します。コメント欄はwysiwygエディタを採用していますので、構内図など画像などを盛り込むことができます。
最後に、この施設への予約を追加したり編集したりすることができる権限を定めます。最後に「決定」のボタンをクリックします。
現在登録されている施設の一覧を表示するには、「一覧表示」のタブをクリックします。
上の例では4つの施設が登録されており、それぞれ利用可能な状態になっています。内容を編集するには一番右の欄の「編集」をクリックし、その施設を削除するには「削除」をクリックします。個別の予約を削除するには、この管理用編集画面からではなく、通常のモードに戻って、当該の予約を表示してから削除します。
(4)リンクリスト
リンクリストを作成するための機能を提供しているのが「リンクリスト」モジュールです。
(4.1)リンクリストの追加・削除
リンクリストに新しいエントリーを付け加えるには、リンクリスト下部に表示される
のリンクをクリックします。すると、入力用のボックスが表示されます。
サイト名、URLを記入し、内容が正しければ
ボタンを押します。リンクを削除するときには、削除のチェックボックスをチェックし、
ボタンを押します。
(4.2)リンクリストの設定
リンクリストの編集画面からは、リンクリストの表示方法を設定することができます。セッティングモードをオンにし、モジュールの編集のリンクをクリックして設定を行います。リンクリストは、(1)ドロップダウン形式、か(2)一覧形式、かのいずれかで表示します。また、区切りのための文字列を設定することができます。
リンクリストに入力した情報はサーバではファイルとして保管されています。よって、ブロックを削除すると内容は失われます。また、リンクリストを他のページに移動させることはできません。
(5)ToDo
やるべきタスクの一覧を表示するための機能を提供しているのが「ToDo」モジュールです。「ToDo」にタスクを書き入れることができるのは、ルームの主担に限られます。(MyRoomではユーザ自身が書き込むことができます。)
タスクを追加・編集・削除するには、上部にある「編集する」のリンクをクリックします。すると、ToDoを書き入れるためのテキストボックスが表示されます。
タスクを新たに追加する場合には、下部にある
のリンクをクリックします。期限を設定すると、期限が切れる2日前からタスクの色が赤く変化します。期限の前のチェックボックスをはずすと、期限を定めないタスクとして登録されます。
タスクの重要度に応じて、レベルを高・中・低に設定することができます。「済」にチェックを入れると、「ToDo」が完了したことを示します。削除する場合には、削除のチェックボックスをチェックします。内容がよければ、
ボタンを押します。
ToDoは入力した順に表示されます。表示順を変更するには、上部にある「表示順変更」のリンクをクリックして操作してください。
(6)登録フォーム
トップページのみを閲覧するユーザから情報を収集するツールが「登録フォーム」モジュールです。(NetCommons1.1.2以降では、グループルームにも設置できるようになります。)項目の設定によって、問い合わせフォームや目安箱、セミナー等への登録フォームなどに利用することができます。
(6.1)登録フォームに書き込む
表示されている登録フォームに必要事項を書き込みます。
赤い☆印がついている項目は、記入必須項目です。画像認証に画像が表示されているときには、表示されている英数を右側のボックスの中に半角で入力します。内容が間違ってなければ
をクリックします。すると、次のように確認画面が表示されます。
内容が間違っていなければ、再度
のボタンをクリックします。修正したい場合には
をクリックします。内容を別途印刷したい場合には、右上にあるプリンタマーク
をクリックします。これで、登録フォームへの登録が終了しました。
(6.2)登録フォームの設定
NetCommonsでは、ひとつのサイト・ひとつのルームの中に、目的に応じて複数の登録フォームを設置することができます。登録フォームの編集画面からは、項目の設定のほか、画像認証の有無、メール配信の設定などができます。セッティングモードをオンにし、モジュールの編集のリンクをクリックして設定を行います。
編集画面には、「一覧表示」と「新規作成」の2つのタブが表示されています。「新規作成」を選択すると、次のような画面が表示されます。
フォームの名称を決め、登録が行われたら管理者(またはルームの主担)にメールで通知するかどうかを設定します。ロボットによる登録を防止するために画像認証を行うことができます。(画像認証を利用するには、別途gdLibraryをインストールする必要があります。インストール方法などは、gdLibraryの公式サイトで確認してください。)
登録の項目を定め、それぞれの属性を選択します。記入必須項目とするときには「必須」に、フォーム上に項目名を表示するときには「項目名」にチェックを入れます。登録されたフォームの内容を管理者(またはルームの主担)が閲覧する際、一覧表に掲載する項目は「一覧」に、その項目に関してソートをして表示する場合には「ソート」にチェックを入れます。項目を追加したい場合には、左下にある
をクリックし、項目を追加します。
内容がよければ、「決定」をクリックします。すると、以下のように一覧表示の画面に切り替わります。
ここで、
をクリックすると、登録フォームが画面上に表示され、登録が開始されます。
登録者が1名以上あると、一覧表示上の「管理」の項目が次のように変化します。
「登録一覧」「CSV出力」は、フォームへの登録者を確認するためのツールです。「登録者一覧」をクリックすると、さきほど設定の際「一覧」に登録した項目が表示されます。
「CSV出力」を選択すると、登録された情報をCSVファイルとして手元のPCにダウンロードすることができます。
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