ソフトウェアにはバグがつきものです。また、NetCommonsの基盤を支える、MySQLやApache, PHP, XOOPSなどに主要な変更があった場合、それに応じてNetCommonsも変更していきます。ですので、必ずNetCommons公式サイトから最新版をダウンロードしてください。古いバージョンでインストールされた方は、パッチファイルをあててから運用を始めてください。
決して古いバージョンをインストールするだけで本格運用はしないでください。
NetCommons公式サイトのユーザとして登録することをお勧めします。公式サイトからは、NetCommonsの脆弱性などが発見されたときに、お知らせが届きます。お知らせが届いたら、必ずセキュリティパッチをあてるなど、対策を施すことをお勧めします。公式サイトからはメールマガジンもお手元に届きます。
NetCommonsは次の環境で動作します。
- PHP4.3.9 以降
- データベース MySQL3.23以降
WebサーバApache 1.3もしくは2以降ですが、特に以下の組み合わせをお勧めしています。
- (PHP 4.3.9, MySQL 4.1.20, Apache 2.0.52)
(2007年7月1日現在)
OSはFedoraCore 5またはCentOS 4をお勧めしています。Red Hat Enterprise Linux 4では動作確認済みです。今後、FreeBSDやUNIXで動作確認を行う予定です。詳細はNetCommons公式サイトで公開します。
NetCommonsを実際に使用するにはまずMySQLおよびPHPが既にインストールされたサーバが必要です。特にサーバのOSを問うことはなく、ほとんどのOS上で動作することが確認されています。 ご自分でサーバを用意されるという方は、サーバにMySQLおよびPHPが既にインストールされていることをご確認ください。NetCommonsをインストールするのに必要なサーバ環境は以下のとおりです。
- WWWサーバ: Apache(2.0.xx)を特にお薦めします
- データベース: MySQL 4.0.xx
- PHP: PHP 4.3.9 以降
(PHP4.3.2ではメモリリークによりNetCommons1.1へのアップグレードが失敗する場合があります)PHPおよびMySQLについては以下のサイトにて詳しい情報を入手することができます。
PHP:日本PHPユーザ会: http://www.php.gr.jp/
Mysql:日本MySQLユーザ会: http://www.mysql.gr.jp/既にmysqlおよびphpが導入済みのサーバであれば、インストール手順に従いインストールするのみです。初めてであっても10分もあればインストールでき、直ちにサイトの運営を開始できるところがNetCommonsの強みでもあります。
1.現在運用しているNetCommonsのバージョンを確認 [システム管理モジュール]→[一般設定]→[一般項目]→[バージョン]にて確認可能です。 表示されているバージョンが1.0.10以上で無い場合は、1.0.10にアップグレードしてから1.1.1へのアップグレード作業を行ってください。 →1.0.10へのアップグレード方法 (既にバージョンが1.0.10以上の場合は、以下で示す「1.0.10」を「1.1.11」等のアップグレードする環境に読み替えてください) 2.NetCommons1.0.10の環境を退避(コピー) Ex.) NetCommons1.0.10インストールディレクトリが/var/www/html/NetCommons、 作業用ディレクトリが/tmpとします。 (ディレクトリ名称はそれぞれの環境に合わせてください。) # cp -rp /var/www/html/NetCommons /tmp 3.NetCommons1.0.10の削除 NetCommons1.1.xでは、モジュールのフォルダ構成を変更しております。 そのため、1.0.10のファイルを一度削除します。 Ex.) # rm -rf /var/www/html/NetCommons/* 4.NetCommons1.1.xのアップロード 公式サイトからNetCommons-1.1.x.tar.gz(NetCommons-1.1.x.zip)をダウンロードし展開します。 展開して作成されたディレクトリにあるhtmlディレクトリ内の全てをNetCommonsインストールディレクトリにコピーします。 Ex.) # tar xzvf NetCommons-1.1.x.tar.gz # cp -rp ./NetCommons-1.1.x/html/* /var/www/html/NetCommons/ 5.uploadsディレクトリを戻す NetCommons1.0.10で使用していたuploadsディレクトリは1.1.1でも引き続き使用しますので、 2.の作業で退避してある1.0.10から、uploadsディレクトリを戻します。 Ex.) # rm -rf /var/www/html/NetCommons/uploads # cp -rp /tmp/NetCommons/uploads /var/www/html/NetCommons/ 6.ブラウザからNetCommonsへアクセスし、画面上からアップグレード(インストール)作業を行ってください。 注1)上記説明にあるEx.)はLinuxOS(FedoraCore4)を元に記述してあります。お使いの環境に合わせてコマンド等を読み替えて下さい。 また、コマンドが使用できない環境の場合もFTP等を利用して、同様の作業を行ってください。 注2)正常にアップグレードできた場合は、作業ファイルを削除します。 できなかった場合、退避した1.0.10のファイルを戻せば元に戻ります。 Ex.) 作業ファイルの削除 # rm -rf /tmp/NetCommons NetCommons-1.1.x.tar.gz NetCommons1.1.1 1.0.10へ戻す # rm -rf /var/www/html/NetCommons/* # cp -rp /tmp/NetCommons/* /var/www/html/NetCommons/ 注3)NetCommons1.1では、言語選択処理を別モジュールにしました。(1.0.10ではメニューモジュール内にありました。) 言語選択したい場合は、レイアウトモードをONにし言語選択モジュールを配置してください。 モジュールの配置方法については、マニュアルを参照 注4)1.1へのアップグレードでは、テーマファイルも全て差し替えます。 そのため、ロゴ、バナーを変更していた場合は、NetCommonsに戻ってしまいます。 再度、[管理室]→[テーマ・マネージャー]→[ロゴ変更]より、差し替え作業を行ってください。
インストール(アップグレード)作業に使用する言語を選択して、「次へ」ボタンをクリックしてください。
注意事項をお読みください。同意しましたら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
uploads、cache、templates_c、themesディレクトリ及びmainfile.phpファイルの権限に書込み権限があれば、「次へ」ボタンをクリックしてください。
書き込み権限がない場合、NetCommonsのアップグレード先ディレクトリ配下にuploads、cache、templates_c、themesディレクトリ及びmainfile.phpがあります。
このディレクトリ及びファイルの権限に書き込み権限(chmod 777)を付加してください。
データベース、およびパス・URLを入力してください。
テーブル接頭語はデフォルトのままでも動作に問題はありませんが、セキュリティ上変更することをお勧めします。
1.0からアップグレードする方は、1.0で使っているデータベース名とは別の名称を付けて下さい。
データベースが1つしかない環境の場合、テーブル接頭語に別の名称を付けて下さい。
入力後、「次へ」ボタンをクリックしてください。
データベースおよびパス・URLの設定を確認し、問題なければ「次へ」ボタンをクリックしてください。
また、再度、データベースおよびパス・URLの設定を入力しなおす場合、「戻る」ボタンをクリックしてください。
データベースおよびパス・URLの設定の実行結果が表示されます。
正常に終了したら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
もし、失敗した場合、書込み権限等を確認し、再度始めからインストール(アップグレード)をしなおしてください。
インストール(アップグレード)するディレクトリと設定したパス・URLとのチェックを行います。正常に終了しましたら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
もし、失敗した場合、mainfile.phpに設定されているパス及びURLとインストール(アップグレード)するディレクトリが同じかどうかを確認し、
「再読込」ボタンをクリックして、設定ファイルを再度読み込んでください。
データベース設定を確認します。正しければ、「次へ」ボタンをクリックしてください。
もし、間違ってた場合、mainfile.phpに設定されているデータベース設定を修正し、
「再読込」ボタンをクリックして、設定ファイルを再度読み込んでください。
mysqlの接続とデータベースの存在を確認します。データベースが存在しない場合、「次へ」ボタンをクリックし、データベースを作成してください。
また、mysqlの接続に失敗した場合、mysqlがインストールされているか確認してください。
9でデータベースが作成されましたら、「次へ」ボタンをクリックし、必要なテーブルを作成します。
必要なテーブルを生成します。全て成功したら「次へ」ボタンをクリックしてください。
もし、失敗しましたら、データベースを破棄し、9からやり直してください。
アップグレードプログラムを上書きしていない場合は、バージョン1.0からアップグレードは使用できません。
管理者ユーザーの設定を入力してください。入力後、「次へ」ボタンをクリックしてください。
バージョン1.0のデータベース情報を確認後、「次へ」ボタンをクリックしてください。
データベースのデータの生成結果が表示されます。正常に終了しましたら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
1.0からのアップグレードの場合、バージョン1.0からの移行結果および1.1のデータの生成結果が表示されます。正常に終了しましたら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
失敗した場合、データベースに接続できないかテーブルが正しく生成されていない、または、データを一度生成した可能性があります。
全モジュールのアップデート結果が表示されます。正常に終了しましたら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
以上でインストール(アップグレード)が正常に完了しました。
正しくインストール(アップグレード)されているか設定したURLにリンクし、確認してください。
※インストール(アップグレード)を再度行う場合は以下の操作を行ってください。
作成したテーブルを手動で削除する。
ダウンロードしたNetCommons内にあるhtmlディレクトリのmainfile.phpを「インストール方法」で
ダウンロードしたNetCommonsからコピーしたディレクトリに上書きし書込み権限(chmod 777)を与える。
インストール(アップグレード)手順の1からやり直す。
次に、インストール(アップグレード)後の設定を行ってください。
インストール(アップグレード)されたNetCommonsにリンクし、管理者ユーザーでログインしてください。
インストール(アップグレード)したディレクトリ配下にinstallディレクトリがありますので、削除してください。
また、mainfile.phpファイルの書込み権限を破棄してください。(Linux系:chmod 444 Windows系:読込専用に変更してください。)
セキュリティー上、installディレクトリ及びmainfile.phpファイルの書込み権限がありますと、悪用される可能性があります。
以上でインストール(アップグレード)後の設定が完了しました。